写真/中西氏
合同発表会も無事に終わりほっとしたのもつかの間、いつの間にか師走になってしまいました・・・。一年は本当に早いですね~。心と時間の流れの間にまるで時差が有るように毎年この時期になるとやり残しを見上げて絶句します・・・何か心が望む物が多すぎるのか、蜂の働き蜂が一生掛けて集めれる蜜は小さなスプーン一杯分と聞くと何故か切なく感じます・・・
人それぞれ時間の中で一生懸命に生きる姿を地球の遠くの方から見ると働き蜂の用にも見えるのかも知れませんが、せめて心は自然と対話をして時間を味わって生きていきたいものです・・・
さて、今年は教室のクリスマスコンサートを企画していたのですが日程が合わず今回は諦めることになりました。でも、来年は夏休みにかけてコンサートを開くことが出来たらと考えています!キタラでの発表会では演奏した子供さん方がホールやスタインウェイにも慣れてきたのかとても楽しく、又気持ちよく演奏をすることが出来たと瞳をキラキラと輝かせて舞台の袖に戻って来る姿がとても誇らしく、そして小さな演奏家のようで嬉しく感じました。そして次回は大ホールでの演奏をしてみたいな~と言いながら次回の発表会を楽しみに待っている!と言う生徒さんもいて何だか頼もしいな~と感じながらも夢を叶えてあげられたら・・・と思いました。沢山の先生との合同発表会を企画したら大ホールでの演奏も夢では無いのですよね~。キタラのホールで生徒さんを弾かせてあげたいと思っている先生方が道内の色々な所から集まって発表会を開いたなら凄くハッピーな一日になるかも・・・と思ってしまいます!!
発表会を終えた後にアンケートをとらせていただきました。アンケートには色々と感じたことや、希望や要望などを書いていただきました。キタラでのホールでの細かな決まり事などが多く父母の皆様には色々と協力やお手数をお掛けしての発表会でしたが少し緊張する様な素敵なホールで、なかなかふれることの出来ないピアノでの演奏のチャンスをつくってくれた事へのお礼の言葉や感謝など、そして理想や理解の言葉を頂き、本当に嬉しく又有りがたく感じました。
中西氏今回の発表会では、ゲスト出演でチェロの演奏を聴いてもらいピアノ以外での楽器や音を感じてもらいたく企画しました。皆さんに喜んでもらえて嬉しく、そして次回の発表会で聴いてみたい楽器や曲などを聞き次回はもっと楽しいそしてほんの少しでも時間を豊に感じられる時を共有出来る発表会に出来たらと思います。
最後に発表会の演奏をしてくれた子供さんから大人までの方々に毎回色々なお花の鉢植えをプレゼントをしていて、その鉢の数も増えてお花を毎年咲かせてくれている生徒さんのお話を聞くと時のたつ早さと又生徒さんがそれだけの成長をしてきたと言う事を植木のお花が言っているようでとても嬉しく感じます・・・
今年最後に思うことは、今年思いっきりピアノを弾いた人も又なかなか時間がとれなくて弾き足りなかった人も新たな年に向かって又音楽の素敵な一歩を踏み出してもらいたいですね・・・
●ゲスト出演された中西氏のプロフィール
1964年より札響の北一氏にチェロを師事、後にブリュッセルクァルテットの夏のセミナーで、ドゥエーズ教授に約10年間師事。アンサンブルやチェロの指導を行う他、室内楽やアマチュアオーケストラの指揮の活動、調律師もされています。